たまに勝てるけどトータルでは負けてる…
どうやっても勝てる気がしない
こうした悩みを解決します。
過去の失敗
過去に色々と失敗してきました。
- Yahoo!掲示板のアクセスランキングにある銘柄を何も調べず購入
- ZA○のオススメ銘柄を購入
- ストップ高銘柄を翌日追っかけ買い
- PER/PBRから割安と判断した銘柄をとりあえず1単元で複数購入
- 下げ始めたら怖くなり3年塩漬け
こう見るとほとんど自分で考えてないのがよく分かりますね。
何度も大損しては退場しそうになってるのに、時間が経つとまた同じことをしているのです。気づけば7年もそうしていたのですから、慣れって怖いです。
株で勝てない理由
株で勝てないのは、株価が動く仕組みを分かっていないからです。
情報を集めたり指標を勉強しても株で勝てるようにはなりません。
情報(ファンダメンタル)
個人が情報で勝ちを目指すのは難しいです。
公開された情報を基に株価の上げ下げを予想しても、それらはすでに株価に織り込まれていると考えておくのが無難です。
個人は証券会社に勝てないと聞きます。彼らは公開前の情報を知っているから、個人が情報で戦っても勝ち目がない、という理論です。
きっとこれはその通りで、情報の有無によって勝ち組に入ろうとするのはおそらく無理です。
けど多くの人は情報を集めようと頑張ります。
情報が出た後の値動きと株価の関係を見てみると良いです、多くは連動せず無関係です。
結局のところ、情報の有無で再現性ある勝ち方はできないので、情報を取ろうと頑張るのはやめましょう。
指標
PER、PBR、EPSなどの指標は現時点の結果を示しているだけで、今後の株価の変動に影響を与えるほどの価値はないです。
これまた多くの人が好んで調べる内容です。
かくいう私も指標基準で銘柄を選んで購入し、何度も痛い目を見ています。
これらの指標から割安と判断でき、是正する動きがあるかと言えば、私の経験上ないです。
信用してよい情報
信用してよいのは過去の実績、つまり株価の推移(チャート)だけです。
チャートを参照することで過去の株価推移と取引量が明確になります。
大きな流れの中で上がったり下がったり、うまいことやれば利が乗りそうに見えます。
保有期間
株は利が乗ってない限り、長期保有しないほうがよいです。
・ピーターリンチの株で勝つ
・ジェレミーシーゲルの株式投資の未来
これらの本はとても有名ですね。
株を初めて間もない頃、これらの本に感化されて、長期で保有するようになりました。
そして負けました。
将来性を予測するには、四季報や証券会社のニュースなどによる業績予想を用いますね。
しかし業績予想って簡単に裏切ってくるんですよ、ほとんど悪い方に。
それに今は、いつ何が起こるか分かりません。
業績予想は参考に留めておくくらいが良いです。過信すると痛い目を見ます。
また、長期保有はトレードの振り返りがしづらいです。
保有期間が長くなるほど外部要因による影響を受けやすくなるので、何によって損益が出たのか判断しづらくなる欠点があります。
自分の入るタイミングがよかったかもしれないし、外部要因が効いた可能性があります。
さらなる欠点として、投資金額が小さいほどお金と時間に対する制限がかかります。
身銭を削って投資するからには勝たなければなりません。とにかく稼がなければ負けです。
保有するなら購入してから数週間以内に手仕舞う短期トレードがよいです。
銘柄数
むやみに銘柄数を増やしてはいけません。
同時に複数の銘柄の変化を管理できないからです。
同時にやるとしても、いいとこ3銘柄が限界です(私の場合)
一度銘柄を決めたらその銘柄をずっと見続けます。動き方のクセが見えてくるはずです。
途中で他の銘柄の動きを羨ましく思ったりして移り変えてはいけません。
株価
株価の変動をとらえるにはチャートを用います。
株を買う前に情報を集めて、その後上がるか下がるかを考えても意味がありません。
これでは博打と同じです、あっという間に負債を抱え込んで退場することになります。
当て屋から脱却しない限り株で勝つことは難しいです。
何でも好きな銘柄で良いので、チャートを日足1年分、週足5年分を見てみてください。
ある期間では上がり続ける、横ばいのまま、下がり続けるというように株価の変動に大きな流れがあることが分かります。
例えばこんな感じ。
買いたいと思った時、今の株価は大きな流れのどこにあるのか把握する必要があります。
流れの変化点は情報から得るのではなく、チャート分析によって行います。
そして上がるとすればどこまで上がるか、逆に下がるならどこまでか雰囲気をつかむのです。
この大きな流れにうまく乗ることができれば、株で勝てそうな気がしてきませんか。
技術力を身につける
株で勝つには単純で再現性の高い勝ちパターンを作ることです。
その勝ちパターンを作るときに使うものが、上で述べたチャートです。
相場の先輩達が残して下さった良質な参考書で技術力を身につけるのがよいです。
私のオススメも含めて別記事で紹介しているので参照ください。
株のチャート分析の勉強におすすめの本を紹介します
まとめ
株で勝てないのは単純で再現性の高い勝ちパターンがないからです。
勝ちパターンを作るには株価の変動を捉えるためにチャートを用います。
できるだけ短期で、長く付き合うと決めた銘柄だけ扱います。