決算から翌日以降の動き方は判断できるのかな
こうした悩みを解決します。
決算翌日
決算が翌日以降の動きにどう影響を与えるかは分かりません。
例えば私がよく見ている銘柄に総医研(2385)があります。
この銘柄は2020年11月12(木)15:00に1Q決算を出しました。
前年1.1億円の赤字に対して、今期は1.1億円の黒字で着地しました。
ここだけ見ればとても良い結果ですが、翌日13日はストップ安をつけました。
実はこの決算をよく見ると、
「主力の化粧品事業が前年比上回ったものの、中国のセールでの売上は計画未達だった」
と悪いニュースもありました。
1Qから黒字の良いニュースと、主力事業の計画未達の悪いニュース…結果としては後者が響いたのか下げました。
上がれば黒字のおかげ!となっていたでしょうが、実際は下がったので理由が分からず困りました。
決算でどちらかに動くかは分からないし理由も後付けなんですよね。
好材料が出ると良かったね、で上がることもあれば、出尽くしたので下げた、とも言えるし、
悪材料が出ると悪かったね、で下がることもあれば、出尽くしたので上げた、とも言える。
結局のところ決算はチャートを動かすきっかけとして使われやすいです。
どちらに動かすかは、証券会社の判断になります、個人ではどうしようもできないです。
だからこそ日頃からチャート分析をやっておくと良いです。
決算のまたぎ方
決算またぎは博打に近いです。発表前には損切りしてでも持ち株を手放しておいたほうが無難です。
上で述べた総医研のように、好決算で翌日ストップ安なんてこともありえます。
翌日上がったとしても、別の機会で取ればよいです。
大事な身銭で博打する必要はないです。
まとめ
・決算翌日の動き方は分からない
・決算後の動きは博打に近いので、できるだけまたがない。